2023.9.3追記
データの保管や移行方法について考察記事を書きました。こちらもどうぞ。
こんばんは。
Synologyというメーカーのメールマガジンで「BeeDrive」という、面白そうな外付けのストレージデバイスを紹介してもらいました。
Amazonでも売られています。
1TBで大体2万円、2TBで3万5千円するみたいです。
この製品は公式サイトから説明を要約してみると、パソコンにUSBを差し込んで外付けストレージのように扱う事ができつつも、スマホからアプリを利用して遠隔でスマホ内のデータをバックアップする事ができるみたいです。
この仕組みで興味深いのは、DropBoxやGoogleDrive等のオンラインストレージと異なり、データがローカルで保管されるという事です。
最近のオンラインストレージはオフラインで使えず、ネット回線で繋げないとデータが取り出せないとかがあったりしますし、私は自分で描いた絵はオンラインストレージにアップして保管しております。
しかしオンラインストレージには検閲があるために、違法・もしくは「これはいけない」と見なされたファイルが見つかった場合にはアカウントが停止されるケースがあります。
それは犯罪とかに使われたファイルじゃなければ大丈夫じゃない?と思った方は甘いです。
犯罪に関わるとされるデータは国にもよって異なりますし、例えば日本国内で合法的に収集したR-18の絵が海外では違法だと見なされて凍結される可能性も考えられます。
そういう意味においては手元にデータを置いておけるというのは大きな強みではないでしょうか?
またこれは一般の外付けストレージのような使い方に加えて、接続し次第異なるコンピュータ間で作業内容が自動的に同期されるという機能があります。
BeeDriveはすべてのコンピュータにBeeDriveフォルダを作成し、BeeDriveを接続するとすぐにこのフォルダ内のファイルが同期されます。また、デスクトップまたはダウンロードフォルダを同期してコンピュータ間の切り替えを容易にしたり、BeeDriveを使用して自分のコンピュータから他のチームメンバーのコンピュータにファイルを同期することもできます。
https://bee.synology.com/ja-jp/who-is-this-for
仕組みとしては上記のような感じだそうです。
またオンラインストレージのように過去のバージョンを保持する事ができるようです。
コンピューターのバックアップとファイル同期
https://bee.synology.com/ja-jp/resources/beedrive/software-spec
・ファイルの過去のバージョンを最大5つまで保持
・バックアップ/同期タスクから特定のファイル名、ファイル拡張子、ファイルサイズを除外
・ステータスアイコンは、コンピューター上各ファイルの横に表示され、現在のバックアップや同期の状況を表示
・バックアップ/同期の推奨総数: 最大500,000 (この数を超えると、性能の低下や予期せぬ問題を引き起こすことがあります)
・コンピューターから削除したファイルをBeeDrive上のバックアップフォルダに保持、またはアーカイブファイルのフォルダに移動
・ファイル同期はコンピューターとBeeDrive間の双方向または単方向の同期をサポート
・ファイル同期はBeeDriveで各コンピューターのフォルダを最大10まで同期可能
同じような事はNAS(Network Attached Storage)にも言えますが、NASは安価なHDDで拡張しやすい反面、それぞれパーツを購入して構築するとなると結果的に費用が高くなる事が多いからです。
私はNASも使っていますが(ストレージを2台搭載できるものを買ったとはいえ)、初期費用が結構かかりました。
BeeDriveは1TBで大体2万円、2TBで3万5千円かつSSD搭載なのでそこそこ安価に高速でバックアップ体制を構築できる所が強みだと思います。
ここまで書きましたが、一般の外付けストレージやオンラインストレージにもそれぞれ強みがある(安価だったりストレージを持ち歩く必要が無い)ので、用途によって使い分けたら良いと思います。
私はお金に余裕ができるか、大きな額での寄付をしてくださる方が出てくださいましたら人柱として購入してレビューしたいと思っております。
欲しい。
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